::::: 2004年3月22日 Mon :::::
発達心2日め@白百合
9:30- ポスター
PB034 幼児はロボットの発話にどのように応答するか 礪波朋子
PB085 飼い主のコンパニオンアニマル(犬)喪失感情の検討 濱野佐代子
15:00- SⅢ ファンタジーの起源と行方
話題提供:麻生武(発達)/福本修(精神分析)/神尾陽子(認知)
指定討論:加用文男(発達)
司会・企画:木部規雄(発達)
::::: what's done :::::
【PB034】
ATR人間情報科学研究所の出してくる研究はどれも興味深い
私のツボにはまる
|ロボットにイニシアチブを譲って ターンテイキングを維持しようとする
|人は意外に幼少期から 場の文脈に沿って自分の行動を調整している
|相手がたとえランダムな応答をする物体でも
|そこになんらかの意味付けを行い 人と人の対話にみられるようなやりとりを展開
|できるように 自分の方を相手に合わせていく
【PB085】
HAB心研でお世話になっている濱野さんの発表
対応分析でうまくデータを表現できていないのが残念
自由記述研究は カテゴリにおとして 0/1で数値化して数量化する
王道だけれど 貴重なデータの多くの要素を削り取ってしまって
これで 現象を記述したことになるのだろうか
今回は対応分析を使っているけれど 双対尺度法でも数量化Ⅲ類でも
おそらく同様の結果だろう
今回のカテゴリを使って質問紙を作るのもいいかもしれないけれど
私なら カテゴリを使用した半構造化面接に切り換えて
キュブラー=ロスの死の受容がペットの場合にも当てはまるか
という視点で研究するかもしれないな
【SⅢ】
ファンタジーの定義が三者三様で そこから展開される話題も多岐にわたり
ぜいたくなシンポだった
あえて苦言を呈するなら まとまりのない雑多な印象も否めない
▼麻生先生
このシンポで一番聞きたかった
発達の基礎研究をとことんしてきた人の話は お腹にストンと落ちてくる
あっ もう3時半
今日も学会なのに寝不足だとラウンドで寝ちゃう
この続きのまとめは 後日
---sorry! to be continued---