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by peacetree
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オトナ語の謎
from わたしのブログ
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佐世保の少年事件に思う


::::: 2004年6月1日 Tue :::::

突然マンガを読みたくなった 
欲望を抑えられなかった日 
×(ペケ)×××


::::: what's happened :::::

#01 佐世保事件
長崎佐世保市の事件
小6の女の子が同級生で仲の良かった女友だちを校内でカッターナイフで切る
被害者の子はその場で亡くなって 救急車で搬送もされなかった
加害者の子には殺意があって
二人の確執のもとは チャットでの悪口だという

マスコミが大騒ぎするセンセーショナルな少年事件は
報道を聞くたびに胸が痛くなる
子どもの発達心理学を専門にする者として
いろいろ言いたいことはあるけれど
今は多くの識者が意見を述べてて 
私個人の意見がまだまとまってない
ここでは 一応メモ程度に留める

①女の子の仲良しグループ内のつきあいのもつれ
小学校時代に特に重要な「仲良しグループ」
あの密着度は女の子特有のものだろう
今の日本にいる女の子のほとんどはこの「仲良しグループ」で
女同士の嫉妬 妬み 優越感 共有感などを体験していると思う
うまくいかなくなったときの絶望感と
うまくいくためのストレスはとても大きい
小6の女の子同士のケンカは珍しくない

②なぜ「殺害」という手法をとったか
自己主張が弱く 自己内の葛藤や不満のはけ口がないと
自分の頭の中で相手を徹底的に攻撃する
自分にとって敵とみなせる人間を無残に痛めつける 脳内で
自分に害を与える者を消え去りたいと思うこと
そこまでは別段異常なこととは思わない
ただ それを現実の行動に移すか否か
この点が重要

もし実際に殺したら 誰が悲しむか
誰かの命をとめるとはどういうことか
死ぬとはどういうことか
多くの人は何か踏みとどまらせるものを自分の中に持っていて
「殺害」以外の手段を用いて 敵を攻撃する
加害者の子には その枷(かせ)がなかった
なぜか?

③オンラインでの「ことば」の強さの問題
「文字」情報に一番欠けているもの
それは (書き手が書いたときの本当の)気持ちの強さ
書いたヒトがこめた気持ちの強弱を「文字」から推測しなければならない
その「文字」を音にするとどんなトーンになる?
柔らかい言い方? 決めつけるような強い言い方?
言ってるときの顔は苦笑い? 冷たいあきれた顔?

否定語は様々な非言語的な情報を付け加えれば
ニュアンスを変えることができる
けれど 「文字」としての否定語は否定の意味を相手に伝えるだけに過ぎない
否定の強さを読みとるのは読み手の心理状態に依存する

まして チャットは短い文章でどんどん「文字」のやりとりをするツール
そのときの一瞬一瞬の気持ちを次々に文字化するから
文字には 凝縮した気持ちがこめられる
自然と単純でかつ強い気持ちになってしまう
短い文章で綴られた文字は端的できつい印象を与える

「ダメ」「最悪」「最低」「バカ」
読み手が不快になる表現だと その不快さがプラスされて
書き手がこめた気持ち以上に 読み手は否定された感が強くなる

それはオンラインでの出来事 リアルでは別物
と割り切れればいいけれど
大人だってなかなかできないのに 
小6のまして毎日同じ教室で顔を合わせる相手だとしたら
オンラインのことをリアルに持ち込むな というのが無理というもの

---今回の事件で小学校の問題としてクローズアップするのも
今どきの小学生として 心の闇問題として取り上げるのも
どこかずれている気がする
まだ 私自身整理がついてなくって 
これから先 どのように子どもたちに支援すればいいのか
よくわからない

大人ができること
何が私にできるかな
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by peacetree | 2004-06-03 16:21 | あしあと
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