Top
| Memo | LifeLog | RSS | Image | Skin | Rep

ご愛読ありがとうございました good bye
by peacetree
以前の記事
カテゴリ
最新のトラックバック
オトナ語の謎
from わたしのブログ
もっと詳しく【鹿島丈博】
from カロリーコントロールdeダイ..
もっと詳しく【鹿島丈博】
from カロリーコントロールdeダイ..
まだ読めない本


::::: 2004年5月22日 Sat :::::

しばらく本棚に入れっぱなしの本があった
昨日 久しぶりに手にとって 今なら読めるかなと感じた

難解な内容ではない
なじみのある言葉ばかりで書かれた柔らかい本
でも なかなかページを開けなかった
心にダイレクトに語りかけてくる言葉が痛かったから

使われている言葉そのものは簡単でも
読みとった人ごとに意味は違ってくる 重さも変わる
読みとったときの心の状態で意味は違ってくる 重さも変わる
人生絶好調のときなら 読み流せる言葉も
迷い 悩み 途方に暮れているときだと 重くのしかかる 

この春に東京を去った友人が私に残していってくれた宝物
今までにも ふとした瞬間に読めるかなと感じたことはあった
適当なページを開いて読んでみて
あぁ まだ読むの早すぎたかも と本を閉じてしまう
言葉を素直に受け取れない
耳をふさいでしまいたくなる

もうちょっと時が経って
本の中の言葉たちを 自分なりにうまく消化できたら
このblog内でやってみたいことがある
何をするかは 今は内緒


::::: what's happened :::::

日朝関係#01
拉致被害者家族8人のうち 子ども5人が帰国

子どもたちの気持ちを想像してみる
もしも私が「その子ども」だったなら

私は日本で20年以上両親と共に暮らす
日常語はもちろん日本語
自分が日本人であると信じて疑わない日々

ある日 両親がA国へ旅行に行くという
A国とはあまり国交がない
不思議だなと思うかもしれない
すると 予定を過ぎても両親が旅行から帰ってこない
一応 政府の方から説明を受ける

それから1年と7ヵ月後
両親は実はA国の人だという
子どもである自分をA国に呼び寄せたがっている
突然の帰国
初めて行く国なのに「帰国」

自分は日本人じゃなかったのか
日本で学んできたことは何だったのか
日本で作ってきた友人関係 近所関係すべてを捨てて
見たこともないA国に帰る

A国に着くと 両親他初めて祖父母 叔父叔母 従兄弟に会う
言葉がわからない
皆 涙を流している
何がなんだかわからない
もう自分にはA国の戸籍に入っていて A国の名前がついていた
今まで 日本で呼ばれていた名前はもうない
二度とあの友人たちに あの名前を呼ばれることはない

---数奇な運命に翻弄されて この先のことが不安でならないだろう
国と国の外交取引にも使われ
マスコミに追いかけられ
これからも苦労することが 本当に多いと思う
願わくば 両親と一緒に静かに暮らせる日が一日も早く来ますように
時間はかかるだろうけれど いつか自分のアイデンティティを
うまくつかめるようになれますように

最後に一言
(両親のそばに)「おかえりなさい」
[PR]
by peacetree | 2004-05-23 02:16 | あしあと
<< これまでのあしどり∵ TOP weakpoint は左 >>